カテゴリー : 2020年 5月

潰瘍性大腸炎患者はコロナで『死ぬリスク』が高いのか?

新型コロナウィルス感染症による致死率は全世界で5~6%で、日本では2.6%程度だそうです。

もともと清潔だからとか、ハグや握手を欧米ほどしない文化だからとか、BCGが有効だからとか、色々な説がありますが、現時点では世界に比べて低い致死率を維持しています。

また、一部の持病(基礎疾患)がある人も致死率が高いことが知られています。アメリカ保健福祉省所管の感染症対策部門「米疾患管理予防センター(CDC)」が新型コロナの感染で重症化、死亡のリスクの高い人たちを具体的に示した中で、リスクが高いのは次のような人たちのようです。

・65歳以上の高齢者
・ナーシングホームや長期療養施設の入所者
・慢性肺疾患あるいは中等症から重症のぜんそく患者
・心臓の状態が深刻な人
・がん治療中の患者
・喫煙者
・骨髄・臓器移植者
・免疫不全症患者
・コントロール不良なHIV感染者およびAIDS発症者
・長期のコルチコステロイドあるいは免疫抑制薬の服用者
・BMI 40以上の深刻な肥満者
・糖尿病患者
・人工透析中の慢性腎臓病患者
・肝疾患患者

潰瘍性大腸炎という直接的な病名は挙がっていませんが、潰瘍性大腸炎患者の中には「長期のコルチコステロイドあるいは免疫抑制薬の服用者」に該当する方がいらっしゃるかもしれません。コロナウィルス感染で急激に悪化、重症化するケースは、免疫の暴走(過剰反応)によるものだという記事もあります。そもそも潰瘍性大腸炎という病気自体が免疫異常が原因だと言われている事も多くございますので、ステロイドを使用中の患者はもちろん、そうでない方も健康体の方に比べればリスクが高いように思えます。

もちろん、何ら医学的に立証されていることではありませんので、極端に恐れる必要はないかと思いますが、潰瘍性大腸炎患者は健康な方より注意が必要なのかもしれません。

まぁ、睡眠をしっかりとって、暴飲暴食を避け、免疫力を上げるという、普段どおりのことしかできないのですが・・・